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2024年1月の記事一覧

練習試合ラッシュ!

 7日には苫小牧中央、8日には大麻高校にてウインターリーグ(札幌圏の学校)、9・10日にはクローバーニューイヤーキャンプにて多くのゲーム数をこなすことができました。大体36クォーターほどこなすことができ、非常に良い経験になりました。どの学校も熱心なチームばかりで、勉強になりましたし、お互いのチーム力強化に繋がったと思います。選手たちは一生懸命やりきったことで力がついたと思います。マネージャー陣も気を利かせながらチームを支えるだけでなく、空き時間にも誰にも言われずともモッパーに入るなどの運営にも携わってくれていました。非常に実りのある4日間でした。試合をしてくださった各チームの関係者並びに各リーグ戦を運営していただいた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。各選手のレベルアップにも期待をして春までチーム力を高めていけたらと思います。大麻高校までの送迎をしてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

 

 ここで余談を・・・。9・10日のクローバーキャンプはお弁当を注文していました。練習試合の合間ですし、量が多いお弁当でしたので、どうせ残すだろうなと内心思っていました。しかし、私の予想を裏切って全て完食していました。練習やトレーニングよりも実は食事が非常に大切だと思っています。それは私自身が関東の大学でマネージャーをしてきた経験からくる考えです。一流の選手は食事をおろそかにしないですし、お菓子等ではなくご飯や栄養を考えた間食をしていました。話は戻りますが、しっかりと食事を摂ったこともまたよかったと思います(全て食べられない選手の分は協力して食べたそうです。決して食い意地では無いと思います。)。そして何より良かったことは食べ終わった弁当がらを全て分別してまとめていたことでしょう。蓋なら蓋、残飯なら残飯と全てまとめ上げてゴミを捨てようとしていました。しかも他チームのゴミも全てうちのチームで分別したと聞き、こればかりは手放しで褒めてあげたいと思います。これは予想ですが、昨年国体に参加した際にもお弁当を注文し、その弁当がらはどうしようもできないので学校で私が処分しようと思っていました。そのときも本校から選出されていた選手3名と他校の選手数名が協力してくれて、分別をした経緯がありました。選抜選手たちはその経験をしていましたから、そのメンバーを中心にこのようなことをやってくれたのかと思います。勝負の世界、コート上で勝ち負けが決まりますが、コート外に勝つための要素があるということはよく言われています。そういった意味では食事や分別の件は、勝利に向けては必要なことをしてくれたのかなと思います。部活動は勝ち負けだけに価値があるわけではないですし、引退後には経歴や成績はほぼ関係ないものになります。最後に残るものは人間性なので、そこを高めていける、そんなチームになれればと思います。もちろん同時に勝利も目指します。なにはともあれ、そういった選手たちの行動のおかげで気持ちよく練習試合ラッシュを締めくくることができました。

 

 本日はオフで、明日から練習を再開して来週15日から登校再開です。2月は入試とテスト休みでほとんど練習ができません。3月も入試で休みが多くなります。春に向けて限られた時間を大切に活動していきたいと思います。

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