顧問ブログ

2023年4月の記事一覧

春季大会結果報告

 春季大会が終了しましたので、結果を報告いたします。

 1回戦 vs浦河    ○ 95-50
 準決勝 vs北海道栄  ● 50-83
 3決戦 vs苫小牧中央 ○ 87-62

 結果  第3位

 上記の通りの結果です。詳細は以下に。

 1回戦の浦河高校は冬季大会で対戦したばかりの相手でした。慣れている相手とはいえ、身長と身体能力、モチベーションが高いチームですので、初戦から警戒していました。相手のゾーンディフェンスに苦戦するかと思いましたが、シュートの確率が良く、前半で差をつけることに成功しました。1年生もデビューし、怪我人を除く全員がコートに立つことができました。
 準決勝の北海道栄高校は近年苫小牧地区の王座を守り続ける強豪校で、昨年のウインターカップでは全道ベスト4に入った実力があります。フィジカル面、バスケットスキル、チーム力の高い良いチームですが、そこ相手にどれくらいできるか、そこを目標に日々練習を重ねてきました。1クォーターの入りで相手の勢いに押されましたが、なんとかこらえながら辛抱してついていくことに成功しました。しかし2クォーターで一気にやられました。個々がゲームを決めてしまった点だったかと思います。後半は良いプレーも出ましたが、ズルズルとやられてしまいました。
 3位決定戦の苫小牧中央高校には新人戦と冬季大会で敗れていましたので、なんとか勝ちたいという強い思いを胸に臨みました。新人戦で全道大会に出場している力のあるチームですので、接戦になるかなという予想をしていました。そんな不安の中始まった試合は、入りから相手に向かっていく姿勢を体現できていたように感じます。2試合目のゲームでしたので足にきているかなと不安がありましたが、終始全員が熱いエナジーを持って戦うことができました。2クォーターで少し差を詰められましたが、3クォーターで再度突き放すことに成功し、なんとか新人戦と冬季大会の借りを返すことに成功しました。

 1年生の加入によってチームの雰囲気も良くなったように感じます。試合中のベンチの雰囲気も良くなり、少しずつ声が出るようになってきました(ようやくでありますし、まだ足りてませんが・・・)。選手が増えたことでチームに余裕が出た部分は大きいです。そして、試合には5人しか出場できませんからチーム内での競争も生まれます。チームスポーツですのでチームワークが非常に大事である反面、チーム内での競争のような刺激も大切だと思います。そこを勝ち抜き、試合で結果を出せる選手がコートに立つ権利を得られる、それがチームスポーツと言えるでしょう。また、チームですので規律を重んじ、真剣に練習に臨むことも試合に絡むには求められてきます。チーム内で仲良くすることは大切ですが、隣にいる選手はある意味ライバルです。そこに負けないように練習や自主練を頑張る、陰で努力する、そんなことが大事であり、そこにチーム・個人が向き合えれば自ずとチーム力は上がってくるのかなと最近は改めて感じます。あと1か月、本気で頑張ります。
 
 最後になりますが、有観客となった今大会、多くの保護者の応援が大変力になりました。感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。

 

0