韓国研修ツアー3日目

 9月26日は釜山鎮女子商業高校との学校交流です。釜山の中心部に位置する学校で七十余年の歴史を誇る、伝統ある商業高校です。今回は韓国観光公社様から交流校マッチング支援を頂いたことにより、商業高校同士の学校交流が実現しました。

 少し緊張気味にグラウンドを進む本校生徒を待ち受けていたのは、校舎の窓から「こんにちは!」「なまらかわいい!」と叫ぶ生徒の声。一気に緊張がほぐれ、生徒にも笑顔が戻りました。

 校舎に入って歓迎会を催して頂きました。하校長先生の挨拶、山口先生の挨拶の後、Aチーム生徒による北海道、苫小牧、総経の紹介プレゼンを行いました。前日夜まで、申先生からの発音指導の甲斐あって、多くの拍手を頂ける良いプレゼンができました。校舎見学もさせて頂き、休憩室やビリヤードルーム、カラオケルームが完備されていることに驚きました。また、AIによる面接指導が行われていて、最先端の進路指導を見た気がします。

 その後、2年生の日本語の授業に参加しました。ここではBチームのプレゼンを行い、これも大成功。韓国の高校生は日本語の発音も上手で、さらに積極的にコミュニケーションも取ってくれる。今回訪問した1年生のことをリードしてくれたおかげて充実の時間になったと思います。ありがとうございました。

 授業のあとは給食。学校訪問の窓口を担当して頂いた先生と栄養士の先生が考えた特別メニュー。韓国の高校生はこの美味しい給食を、毎日無料で食べれるとのこと。羨ましいですね。みんなペロリと平らげ次のプログラムへ。

 釜山鎮女子商業高校はダンス部が有名との事でK-POPダンスを踊る4人と、食後の軽い運動としてバドミントンをする4人に分かれての交流を楽しみました。若林さんがバドミントン強くて、韓国の生徒からも驚きの声があがっていました。

 最後はお別れ会。本校生徒一人一人が今日の学校交流での学びや感想を発表しました。「国は違っても心は繋がっている」「言葉は通じなくても身振り手振りでどうにか伝えようとする気持ちが大切だと感じた」「また交流に訪れたい」という感想が聞かれました。言葉が通じない、でも伝えたい!という経験を通じて、これからの言語学習に対するモチベーションが一層向上したものと確信しています。

 今回の学校交流に当たり、釜山鎮女子商業高校の하校長先生をはじめ、関係頂いた教職員の皆様、そして生徒を温かく迎え入れてくださった生徒のみなさんに心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

 今日はこの後、釜山から加平に移動してホームステイのスタートです。