学校案内


学校案内 2023-2024 を掲載しています。

2023ー2024学校案内(PDF)

 商業高校ではこんな勉強をします

 

 中学生の皆さんはどんな夢がありますか?。航空機のCA(キャビンアテンダント)になって世界中を飛び回りたい・・・。住んでいる街で小さなフラワーショップを経営したい・・・。大きなホテルのレストランでパテシエになりたい・・・。

 どれも素敵な夢ですが、これらの夢に共通していることが一つあります。それは「すべては経済活動の一環」ということなのです。「経済活動って何?」そう思う人も多いのではないでしょうか?。         

 ここから少し現実の話をしますが、CAは労働で得た給料などで食費や生活に必要なサービスや物を消費します。フラワーショップを経営すると、商品を仕入れて販売することにより、利益を得ます。会社が物やサービスを作り提供することで利益が生まれ、社員に給料を払ったり、税金を納めることによって経済は循環します。これが経済活動です。

 会社はこのような生産や消費といった経済活動を支えるために、毎日の売上を記録したり、整理したり、数ヶ月先の代金支払いを約束する書類を作成するなど実に多く業務を行っていて、これらは様々な法律によって定められています。

 商業高校は、将来皆さんが社会人となって適切な経済活動が行えるよう、社会で求められる知識や技術を普通教科と併せて学習する学校なのです。

 また、現代の社会は、コンピュータやスマートフォン、インターネットの急速な普及により経済活動も地球規模に拡大し、日々進化していますので、これらの知識もしっかりと学習します。 

 就職に有利です

 

 商業高校が普通高校と比べて大きく違うところはどこだと思いますか?。それは就職して様々な業務を行うために役立つ知識を3年間でしっかり勉強できるところです。

 また、資格は一生のライセンスと言われるほど、社会に出ると資格が役立ちます。在学中には国家資格やいろいろな資格取得に挑戦できることも大きな特徴です。


 具体的な例を挙げると以下のようなことがあります。  


<会社の仕組が理解できます>

 起業方法(会社を作る方法)を学習するため、当座預金口座の開設、株式の発行、資金調達、商品の仕入や販売方法、代金決済など、物やお金の流れ、会社の仕組みが理解できます。

 

<ビジネスマナーが身に付きます>

 1年生では礼の基本動作を、2年生ではインターンシップで実体験を、3年生では「総合実践」の授業で本格的な電話応対や上司や顧客とのコミュニケーション方法を理解できます。


<色々な資格取得に挑戦できます>

 商業高校では、在学中の資格取得を奨励しています。各学科ごとに特に重点を置く検定試験を設定し、日々の授業や直前の対策講習など、合格までの指導体制を整えています。

 主な資格 ITパスポート試験・情報処理検定試験・簿記実務検定試験
ビジネス文書実務検定試験・ビジネス計算実務検定試験・英語検定試験

 

 大学進学への道は

 

 「就職に役立つ色々な知識も勉強したいけど、4年制大学にも進学してみたいな」。中学生の皆さんは、商業高校に入学すると大学には進学出来ないと思っていませんか?

 しかし、商業高校には、大学や短期大学からの指定校推薦や高度な資格取得による入学試験科目の一部免除などの制度があり、これらを利用した進学が可能です。また、このような制度は専門学校にも用意されているので、自分の将来のために色々な学校を選択することができます。