総経ライフQ&A

　平成２年に、国際化、高度情報化、サービス経済化の進展する現代社会に対応するため、地域からの強い要望に応えるべく新しい商業高校が誕生しました。校訓「至誠創意」の精神のもと、素直で誠実をもって人と接し、周囲から好感のもたれる豊かな心を育てるとともに、常に向上心をもち、新しいことに進んで取り組み、新しい発想で創造する意欲を有する人材を育成することを目指しています。

　総合経済高校は「流通経済科」「国際経済科」「情報処理科」の小学科からなり、商業科目と普通科目とのバランスのとれた学習プログラムを実践することにより、地域社会の産業経済界から期待される人材になるための基礎を築きます。将来の目標に向かって果敢にチャレンジできる、これが苫小牧総合経済高校です。

　詳しくは学校ウェブページや、学校案内パンフレットをお読みください。学校説明会を実施していますので、実際に体験して欲しいと思います。

　授業全体の３分の１の時間を、専門教科・科目である「商業」について学習することが最大の違いであり、商業高校の特徴です。総合経済高校では、「流通経済科」「国際経済科」「情報処理科」の３つの小学科を設置しており、それぞれの学科の特徴を生かした学習ができるようになっています。

　学科の特色については、「学科・商業教育」のサイトをご覧ください。

　各学科での専門性を高めるため、１年生から段階的に基礎、応用、発展の学習を系統的に進めていきます。そのため、他の学科への変更はできない教育課程編成となっています。

各学科１クラスのためクラス替えはありません。

　総合経済高校では、２学期制を採用しており、前期は４月～９月、後期は10月～３月となっています。定期考査は、学期ごとに中間考査と学期末考査が１回ずつ行われ、年間で合計４回実施しています。

　総合経済高校では、１単位を２年生のインターンシップ等、及び２単位を商業科の科目である「課題研究」で代替して実施しています。自分の興味・関心や進路希望に応じて、課題を発見・設定し、個人やグループで学習を行います。

　ビジネスに関する専門的な知識や技術を学ぶとともに、自ら課題を解決していく能力を磨くことをねらいとしています。

　簿記、情報処理、商業経済、ビジネス計算、ビジネス文書、英語、リテールマーケティング（販売士）、ＩTパスポート、基本情報など、多くの資格取得に挑戦できます。

　入学時、生徒全員にChrome Bookを購入していただきます。全ての教科・科目においてICTを活用した授業が展開されています。その他にも、総合経済高校に百台以上のPCが導入されており、授業はもちろんのこと、指定した時間に自由に利用することが可能です。

　学校は集団で生活をする場であり、その一環として総合経済高校においても校則が存在します。ルールは当たり前のことばかりです。規則を守ることは非常に大切なことで、社会に出てからも必要となるスキルです。

　入学当初は厳しいと感じると思いますが、ルールをきちんと守ることができれば、楽しい学校生活を送ることができます。

　進学・就職ともに高い決定率を維持しています。主な進路先は「就職・進学実績」のサイトをご覧ください。進路決定の割合は年度によって異なりますが、概ね就職が６割程度、進学が４割程度となっています。組織的な進路指導を行い、多様な進路希望をサポートしています。