2024年12月の記事一覧
流通経済科2・3年生 商品企画プレゼン実施
12月5日(木)5時間目に流通経済科2年生・3年生が合同でイオン苫小牧店様に向けた商品企画プレゼンを実施しました。
今年度、2年生は「マーケティング」の授業で日糧製パン様・イオン北海道様との共同企画を行い「ロックゴリラ」というクルトンカレーパンを、3年生は「商品開発と流通」の授業でサンマルコ食品様・イオン北海道様との共同企画を行い「とんコロ」という豚丼をイメージしたコロッケを提案しました。
今回は企画商品の店頭販売協力を求めるため、イオン苫小牧店店長の松本様へプレゼンを行い、商品の試食をしていただきました。松本様よりプレゼンの感想として、マーケティング手法など確認していただきながら、高校生らしい他にない商品であったとお褒めの言葉をくださり、販売について快諾いただきました。合わせて、各学年の代表生徒から取り組みの感想や協力企業の日糧製パン様、サンマルコ食品様、イオン北海道様のご担当者様より総括をいただきました。
3年生は高校卒業後のそれぞれの進路に生かしていける経験となり、2年生は次年度の取り組みについて考える機会とすることができました。ご協力いただいた皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
販売については来月24日よりイオン苫小牧店で予定しています。詳細について決まりましたらお知らせいたします。
3年生 取組の感想(N.K)
私は去年、先輩が企画したコロッケを買って食べました。それくらいコロッケが好きなので、自分も携わることができると知ったときは、とてもワクワクした気持ちになりました。
今回の取り組みでは、原材料の調達の難しさを知りました。私たちの身の周りには色々な食材がありますが、商品として安定して生産、流通させるためには、まとまった数が簡単には手に入らないことや、いい商品を作るためにいい原材料を使うと、金額的に販売が難しくなることなど、企画だけではなく生産の大変さも理解できました。
商品企画の作業では、すぐにグループで意見がまとまりましたが、一般の方々が店頭で商品を手に取ってもらうと考えると、私たちの企画には、食べにくさやインパクトの弱さがあり、客観的に商品を考えることができなかったと反省しました。しかし、ポップ作成では、インパクトや第一印象で購買に繋がることを考えながら取り組み、みんなの作品を見てとても面白かったです。
商品企画に関する一連の取り組みから、客観的に物事を考えてどうすればよいのか、コンセプトや独自性、差別化がとても大切だと思いました。私は将来美容師を目指していますが、自分の強みを知り、コンセプトや対象年齢などを具体的に決めて、ほかの美容師との差をしっかりつけていけるようになりたいと考えることができました。
2年生の皆さんは来年の授業の取り組みでは、難しく考えず、自分たちの考えを深めながら、コンセプトやターゲット、シチュエーションをしっかり決めて企画を立てること、また、自分たちの考えを相手へ具体的に伝えるプレゼンテーションを頑張ってほしいと思います。
最後に、サンマルコ食品とイオン北海道の皆様にはお世話になりました。今回の経験を将来に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。